議事録: ジョン・フォン・ノイマンについての紹介

  1. ジョン・フォン・ノイマンはコンピューターの父と呼ばれ、数学、物理学、経済学に影響を与えた20世紀の科学史における最重要人物の一人。
  2. 幼少期から英才教育を受け、6歳で8桁の掛け算を暗算で行い、12歳で複素関数論の本を読破。23歳で数学、物理学、化学の博士号を取得。
  3. 1925年に集合論の公理化に関する論文で名声を得る。
  4. 第二次世界大戦中は米国の戦争コンサルタントとして働き、原子爆弾開発に携わる。大量の計算を行うためにコンピューター開発の必要性を感じる。
  5. ゲーム理論を提唱し、現在でも様々な分野に応用されている。
  6. コンピューターの開発に尽力し、ほぼ全てのコンピューターの基礎となる数学的な基礎設計を行った。
  7. 1957年2月8日、原子爆弾実験の影響と思われるガンのため亡くなる。
  8. 参加者からは、ノイマンのような天才の教育や生活について関心が寄せられた。また、現代の研究者が複数分野で博士号を取得することの意義や、戦争が研究に与える影響などについても議論がなされた。

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